シゲルカモシカ（2014年生、母モトメチャン）

シゲルカモシカ（2014年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋動物名『カモシカ』」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時11歳）と交配したモトメチャンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は水丸牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって291.6万円で落札された。

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

8月6日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は荻野極騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は荻野極騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったエイシンルカーノに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月17日、中2週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた9戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3歳（2017年）

1月21日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のメイショウナンプウをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4月29日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた12戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。