シナノリュウセイ（2011年生、母キョウエイシェーン）

シナノリュウセイ（2011年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時13歳）と交配したキョウエイシェーンが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、地方25戦4勝。主な勝ち鞍は2013年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、岡田スタッドから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小林勝によって84万円で落札された。

高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2013年）

6月14日、デビュー戦は楢崎功祐騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は482kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のシナノイチイに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月19日、中8週で迎えた2戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のゴールデンルーキー賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の若武者賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新星特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3歳（2014年）

3月7日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチューリップ特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の春風賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた12戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のムーンストーンフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4歳（2015年）

1月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた15戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた16戦目は、神奈川県馬主協会賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月11日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のビジータイムに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

4月30日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定のハンデ戦のチューリップ賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のセイウンラードゥガに2馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

5月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアヤナミに2馬身の差をつけて4勝目をマークした。

6月11日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（7戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦の織姫賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1四（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（9戦3勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。