サトノケンオー（2007年生、母ダンシングアウンティー）

サトノケンオー（2007年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アニメの登場人物」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時14歳）と交配したダンシングアウンティーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害16戦2勝2着1回、地方1戦0勝2着1回。2012年の三木ホースランドパークジャンプステークス(障害3歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ローズヒルによって4,200万円で落札された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

12月6日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

3歳（2010年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

3月30日、中6週で迎えた5戦目は、3歳戦の書写山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったペプチドルパンに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

5月23日、中7週で迎えた6戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、4着に入った。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

7月3日、中3週で迎えた8戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り小雨/重）に出走。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

8月14日、中5週で迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入った。

8月21日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

4歳（2011年）

1月16日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた13戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 小雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月24日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマサヤマトに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月5日、中5週で迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2012年）

2月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月18日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 小雨）に出走。鞍上は黒岩悠騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。14着に敗れた。

6月17日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月26日、中9週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、中9週で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンガッツから1馬身半差の2着となった。

12月8日、中4週で迎えた21戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスズマーシャルに9馬身の差をつけて優勝

6歳（2013年）

1月12日、中4週で迎えた22戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（7戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月15日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（8戦2勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（2014年）

4月12日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で熊沢重文騎手（9戦2勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で熊沢重文騎手（10戦2勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。