スマートブリーザ（2009年生、母プロポーションラブ）

スマートブリーザ（2009年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋そよかぜ（ポルトガル語）」。毛色は栗毛。種牡馬のニューイングランド（当時12歳）と交配したプロポーションラブが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は駒沢明憲。戦績は、中央平地6戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

8月27日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 雨/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

11月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって14着に敗れた。

3歳（2012年）

5月19日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は小島太一騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月1日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太一騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月6日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のイシンデンシンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月19日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2十二十三十四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十四（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

8月28日、約6か月の休み明けで迎えた15戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が振るわず14着に終わった。