イサチルプリンス（2018年生、母プリンセスキナウ）

経歴

デビュー前

2歳（2020年）

10月24日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

12月26日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に敗れた。

3歳（2021年）

1月16日、中2週で迎えた3戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したキャンディキューブを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

3月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカズオに7馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

6月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から24kg減らして迎えた9戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では出色の末脚を繰り出したが、5着に終わった。

8月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は江田照男騎手（6戦1勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず13着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（8戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

4歳（2022年）

1月9日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

3月6日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では生得の持久力で渋太く粘り込んで先頭をうかがい、最後は2着のベストマジックを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月3日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

6月4日、中8週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

6月25日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの清里特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原明良騎手（5戦1勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って14着に敗れた。

10月15日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（9戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

5歳（2023年）

2月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（10戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

3月26日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。14着に終わった。

4月8日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた22戦目は、3歳以上2勝クラスの天の川賞（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（11戦1勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

2023年7月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月15日、中9週で迎えた23戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、かわさきジャズ&かわさきミュートン記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた24戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、知ってる?愛川町!記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた25戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、時雨空特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた26戦目は、チャーチルダウンズ特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

6歳（2024年）

1月3日、中2週で迎えた27戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、七福神特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。