グランドコスモ（1986年生、母グランドアロー）

グランドコスモ（1986年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラショウリ（当時11歳）と交配したグランドアローが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）西川富岡牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方24戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳A3。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

1月14日、デビュー戦は成島正規騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた2戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1200m 小雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横田雅博騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月26日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（上山ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた6戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた7戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた8戦目は、4歳B3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミピーチをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた9戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳B2（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳B2（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノユウホウに半馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月9日、中1週で迎えた12戦目は、4歳A3（上山ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤコサンに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、4歳A3（上山ダート1500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は前野幸一騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた15戦目は、川崎勝良騎手を鞍上に迎えて、4歳A3（上山ダート1500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1990年）

4月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般D1ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた19戦目は、本厚司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で本厚司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた21戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C4-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本厚司騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアクテイブキングに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月14日、中1週で迎えた23戦目は、巌門賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本厚司騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた24戦目は、松野勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月10日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松野勝己騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードシンバから3馬身差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本厚司騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本厚司騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本厚司騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。