キタノスリーナイン（2000年生、母イセノトウショウ）

Kitano Three Nine

2000.03.14

キタノスリーナイン（2000年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時17歳）と交配したイセノトウショウが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、地方8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

11月8日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は459kg。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったティーエスジャンボに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2003年）

1月22日、中6週で迎えた3戦目は、小林照男騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシネマラインに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月7日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したリージェントマッハにクビ差届かず2着に惜敗した。

3月24日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサンウッドマリーンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のナイススパー特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。