モルフェラベンダー（2002年生、母モルフェブルボン）

モルフェラベンダー（2002年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時10歳）と交配したモルフェブルボンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、地方12戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年のカンナ特別。

経歴

デビュー前

浜田一夫厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（2004年）

12月12日、デビュー戦は金井正幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のエスペランス特別3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドタイクーンから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた2戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の二歳優駿（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（2005年）

4月23日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツガルカイキョウに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月3日、中0週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅沼傑騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒカリウィニングを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浅沼傑騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヨシノテンビーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浅沼傑騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月24日、中6週で迎えた7戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るギオンフクサカエを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

8月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のカンナ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイムオブボーイに4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた11戦目は、晩秋特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた12戦目は、師走特別（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は浅沼傑騎手（4戦3勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。