ホウザンローズ（1993年生、母ポールドパンサー）

Hozan Rose

1993.05.30

ホウザンローズ（1993年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイナリワン（当時9歳）と交配したポールドパンサーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田 重俊。戦績は、中央平地10戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

藤原敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

2月24日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は404kg。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1200m 雨/重）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた3戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

5月3日、中4週で迎えた4戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた6戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた8戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は天間昭一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

10月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のマルチフェイス特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた12戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。