クリソグランシャ（2020年生、母D'cats Meow）

Chryso Grand Chat

2020.02.25

クリソグランシャ（2020年2月25日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「金(ギリシャ語)+偉大な猫(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のBolt d'Oro（当時5歳）と交配したD'cats Meowが14歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2023年の一般C3 16。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

5月28日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

7月15日、中6週で迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

10月22日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、一般C3 21（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3 21（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカイラシを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3 16（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナイトフォールサンに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。