イナリトキクイン（1988年生、母スイートカペラ）

Inari Toki Queen

1988.03.25

イナリトキクイン（1988年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエンペリー（当時15歳）と交配したスイートカペラが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

3月24日、デビュー戦は玉ノ井健志騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

4月6日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

5月4日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

9月8日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた5戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。