サンダーバード（2000年生、母エクスペクトトゥシャイン）

サンダーバード（2000年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高」。毛色は栗毛。種牡馬のサンダーガルチ（当時8歳）と交配したエクスペクトトゥシャインが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の一般C2-8。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月9日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月25日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C5 25（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた6戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、一般C5 31（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた7戦目は、一般C5 22（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた8戦目は、一般C5 23（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2004年）

1月18日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5 24（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月29日、中5週で迎えた10戦目は、一般C5 24（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルパートナーからクビ差の2着に惜敗した。

3月27日、中3週で迎えた11戦目は、一般C5 22（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山克彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコンセルティスタに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5 18（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山克彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオフセットワイズからクビ差の2着に惜敗した。

5月16日、中4週で迎えた13戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

5月26日、中0週で迎えた14戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、豊平川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた15戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、ケヤキ賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月8日、中5週で迎えた16戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダークスティンガーに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

8月15日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2-8（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミラクルタイガーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月12日、中3週で迎えた18戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、新潟県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は熊木良介騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月17日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

12月26日、中9週で迎えた21戦目は、能登ワイン杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。