ツキノフレックス（1990年生、母エメリアン）

経歴

デビュー前

鈴木清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

3月7日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた2戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

5月9日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

8月14日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴崎勇騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴崎勇騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したニッポードリームを差し切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中4週で迎えた7戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4歳（1994年）

5月8日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

7月2日、中7週で迎えた9戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の苫小牧特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月4日、中8週で迎えた10戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーウエルズに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた11戦目は、C3-1（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロミツオーをアタマ差制して勝利を手に入れた。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は平床良博騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイニングロードから5馬身差の2着となった。