ブラックボス（1999年生、母ブランコクイン）

Black Boss

1999.04.18

ブラックボス（1999年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサンデーウェル（当時7歳）と交配したブランコクインが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は神田 淳。戦績は、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、神田弘から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、セブンホースクラブによって210万円で落札された。2歳のとき、セブンホースクラブから「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、高橋富夫によって630万円で落札された。

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2001年）

8月23日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は471kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く粘り込んで悠々と抜け出し、最後は2着のベルモントエナジーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月18日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の若武者特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の金木犀特別（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、フジノマズルに交わされて3馬身差の2着となった。

11月12日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦の秋明菊特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

11月21日、連闘で迎えた5戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の野菊特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3歳（2002年）

7月12日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦のあさがお特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

4歳（2003年）

5月23日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた8戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2二ウ（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

8月21日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

10月6日、中6週で迎えた12戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月16日、中0週で迎えた13戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5歳（2004年）

6月9日、約8か月の休養明けで迎えた14戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。