ハローオペラ（2001年生、母キンコービーナス）

Harrow Opera

2001.05.04

ハローオペラ（2001年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時17歳）と交配したキンコービーナスが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小田 健一。戦績は、地方16戦2勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳。

経歴

デビュー前

福島幸三郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2003年）

7月18日、デビュー戦は前住和寿騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は前住和寿騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のロイヤルウイークをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月12日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の芙蓉特別（大井ダート1490m 内回り 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で前住和寿騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で前住和寿騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で前住和寿騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で前住和寿騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で前住和寿騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のティーケースマイルを3/4馬身振り切って2勝目を掴み取った。

3歳（2004年）

1月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンの福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で前住和寿騎手（8戦2勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた11戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ戦でオープンの若竹特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンのうぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は前住和寿騎手（9戦2勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手（10戦2勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前住和寿騎手（11戦2勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

9月6日、約5か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で前住和寿騎手（12戦2勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた16戦目は、3歳（川崎ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で前住和寿騎手（13戦2勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。