エコロルキナ（2022年生、母アルゴロオジエ）

エコロルキナ（2022年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ローマ神話の誕生を司る女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のモズアスコット（当時8歳）と交配したアルゴロオジエが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂牧場。主な勝ち鞍は2025年のかのちゃん1才お誕生日記念(B2)。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月21日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

11月24日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

3歳（2025年）

1月12日、中6週で迎えた3戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、サンズに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラブリーセナに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた9戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金沢競馬 Bプレミアム B特選（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた10戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかのちゃん1才お誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のイエスユイキャンに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンエイチャコに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳戦の加賀友禅賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

8月31日、中8週で迎えた14戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

10月2日、中4週で迎えた15戦目は、3歳戦の金沢競馬大雨災害復興支援（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大町賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

11月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の谷津干潟賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

11月18日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた18戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。