スマートクオーク（2019年生、母スマートパルス）

Smart Quark

2019.05.18

スマートクオーク（2019年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+素粒子名」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時11歳）と交配したスマートパルスが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は杵臼牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月18日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は504kg。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は力尽きて15着に敗れた。

3歳（2022年）

1月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

2022年8月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラウドスピリッツに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。