エルドール（2000年生、母ピールオブサンダー）

エルドール（2000年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金色の輝く翼（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時8歳）と交配したピールオブサンダーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（福島ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3歳（2003年）

1月9日、中7週で迎えた3戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

1月25日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。