ダンディヤマトオー（1989年生、母ガバナーマドンナ）

ダンディヤマトオー（1989年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカブラヤオー（当時17歳）と交配したガバナーマドンナが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、中央平地9戦1勝、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は1991年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

7月14日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた4戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマイネルキャプテンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月21日、中2週で迎えた6戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの野路菊ステークス（中京芝1700m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

3歳（1992年）

4月19日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は加用正騎手（4戦1勝）。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月13日、中5週で迎えた9戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

7月27日、中5週で迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーチャージに8馬身の差をつけて2勝目を収める

11月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、井上孝彦騎手を鞍上に迎えて、養老特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上孝彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月30日、中5週で迎えた14戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノスイホウに1馬身半の差をつけて制した。

5歳（1994年）

6月19日、約18か月の休養明けで迎えた15戦目は、今井孝一騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた16戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井孝一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、一般C4ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井孝一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。