ノムクルーズ（2004年生、母エックスエスバッゲージ）

ノムクルーズ（2004年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名より＋巡航する」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時19歳）と交配したエックスエスバッゲージが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着3回、地方6戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月12日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3歳（2007年）

1月21日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

6月9日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

7月21日、中5週で迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したアルファトリリオンを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリッシンボスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったマロウブルーにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

9月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5歳（2009年）

4月15日、約19か月の休養明けで馬体重を前走からさらに26kg増やして迎えた12戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1230m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、グランプリイーグルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた15戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イエロープリマにクビ差交わされて2着となった。

7月2日、中2週で迎えた16戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

7月30日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。