ホウショウマージ（2011年生、母ホウショウワールド）

ホウショウマージ（2011年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋まとめ役」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時12歳）と交配したホウショウワールドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の4歳以上C3三。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

2月18日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は400kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

4月6日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

5月17日、中5週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月29日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は長岡禎仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

12月23日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（2015年）

1月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は西川進也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で西川進也騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は西川進也騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のラクードールに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月27日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。