クイーンギムレット（2009年生、母レインボークイーン）

クイーンギムレット（2009年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時10歳）と交配したレインボークイーンが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、千葉飯田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、千葉飯田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

10月23日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3歳（2012年）

1月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

5月20日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

6月3日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したクイーンキセキを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

6月30日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったラクリモーサにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、5着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。競走中止となった。