ピクチャークレア（2009年生、母シルクジュリエット）

ピクチャークレア（2009年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「映画名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のケイムホーム（当時10歳）と交配したシルクジュリエットが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は堤牧場。戦績は、地方8戦3勝。主な勝ち鞍は2013年の一般C2十四十五。

経歴

デビュー前

1歳のとき、堤牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山上和良によって105万円で落札された。

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2012年）

11月26日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヒガシノクロカゲを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月28日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアポロサクシードに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2013年）

1月25日、中3週で迎えた3戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサクラシエラに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

2月20日、中3週で迎えた4戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

5歳（2014年）

3月20日、約13か月の休養明けで迎えた5戦目は、山下貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3六七ア（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴之騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

6月17日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴之騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。