アグネスソワレ（2013年生、母アグネススペクトル）

アグネスソワレ（2013年6月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋夜会（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時18歳）と交配したアグネススペクトルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石川上牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上C3二。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

3月12日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

5月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

7月24日、中7週で迎えた3戦目は、M.デュプレシス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

8月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、マイネルゴールに交わされて2馬身差の2着となった。

9月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月28日、中2週で迎えた6戦目は、田村直也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村直也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、パルクフェルメに交わされて7馬身差の2着となった。

11月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田村直也騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のベルモントピースに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月22日、中2週で迎えた10戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。