ビヨンドザレシピ（2019年生、母モーントバーン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ストームファームコーポレーションから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ストームファームコーポレーションから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、神奈川県馬主協会コスモヴューファームによって1,045万円で落札された。

河津裕昭厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2021年）

8月30日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は429kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミドナイトコールに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアキアカネ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

11月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のショウリョウバッタ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3歳（2022年）

5月16日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦のブリーズ特別（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

6月13日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の三光鳥特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のベニウタをクビ差振り切って2勝目を手にした。

4歳（2023年）

2月27日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、愛川町への次の移住者はアナタだ!記念（川崎ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月3日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた8戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

9月11日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、コートダジュール賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた10戦目は、秋雷賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中涼騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したロジスティクスを差し切れず、1馬身半差の2着となった。