コウザンティアラ（2013年生、母ツクバノーブル）

コウザンティアラ（2013年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋冠」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時17歳）と交配したツクバノーブルが22歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠伊藤牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上C2-30。

経歴

デビュー前

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

1月23日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は400kg。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

12月10日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から38kg戻して迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

4歳（2017年）

1月3日、中2週で迎えた4戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラブロマンスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。