フォーマルシチー（2004年生、母リヴリアダンサー）

フォーマルシチー（2004年5月21日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「正装の、父名より連想＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のブラックタキシード（当時8歳）と交配したリヴリアダンサーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はWing Farm。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

3月24日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。馬体重は434kg。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、6着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/重）に出走。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月8日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、6着に入り込んだ。

7月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプリキュアバローズに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。