スイートテレーゼ（1994年生、母ブルーエスケープ）

Sweet Therese

1994.02.07

スイートテレーゼ（1994年2月7日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェネラス（当時6歳）と交配したブルーエスケープが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

12月8日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は424kg。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったハイフレンドアレジに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

3歳（1997年）

2月22日、中8週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月7日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 小雨/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた6戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、勝ったマイネアイボリーに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた10戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。