ダブルスカーレット（2017年生、母グレイトグレイス）

ダブルスカーレット（2017年5月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「スカーレット一族の超近親配合」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時16歳）と交配したグレイトグレイスが21歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。戦績は、中央平地3戦0勝。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

7月28日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月30日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

12月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

3歳（2020年）

3月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹之下智昭騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

2020年4月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月6日、中4週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた8戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

2020年6月19日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。