セントプレスリー（1985年生、母ミスシゲリユウ）

セントプレスリー（1985年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフェアスポート（当時12歳）と交配したミスシゲリユウが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳C2イ。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

10月18日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3歳（1988年）

2月7日、中9週で迎えた4戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた5戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

2月29日、連闘で迎えた6戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

3月19日、中2週で迎えた7戦目は、菅野昭夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた8戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月16日、中6週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた9戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C2イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイスキツパーに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月22日、連闘で迎えた10戦目は、吉川豊光騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳C1ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、4歳C1ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉川豊光騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた13戦目は、中鉢利弘騎手を鞍上に迎えて、4歳C1ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた14戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳C1イ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた15戦目は、千葉進騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた16戦目は、4歳C1イ（三条ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳C1ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリントネラから1馬身差の2着となった。

10月12日、中2週で迎えた18戦目は、飯泉之男騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた19戦目は、4歳C1イ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。