シゲルクシロ（2011年生、母フレンチフレイバー）

シゲルクシロ（2011年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋『釧路』令制国名（旧国名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時10歳）と交配したフレンチフレイバーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）赤石牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、赤石牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって84万円で落札された。

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

6月22日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月25日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

9月28日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた7戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

12月21日、中3週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

3歳（2014年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた13戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

7月24日、中7週で迎えた14戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の湘南江の島海の王子杯（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月21日、中3週で迎えた15戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサザンクロス特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。