メイショウキルギス（2021年生、母メイショウアズミノ）

メイショウキルギス（2021年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+国名。シルクロードが通る事が有名な国」。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時10歳）と交配したメイショウアズミノが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー阪神(新馬)。

経歴

デビュー前

高橋亮厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月9日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のルディックに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2024年）

5月19日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

6月30日、中5週で迎えた3戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

12月15日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヨドノゴールドに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2025年）

1月5日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高杉吏麒騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。

3月16日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

8月3日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、和田陽希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のジーベックに4馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

11月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのフルーツラインカップ（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。