アデニウム（2022年生、母オルトルート）

Adenium

2022.03.12

アデニウム（2022年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アラビア半島原産の花の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルアイン（当時8歳）と交配したオルトルートが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月28日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、5着に入り込んだ。

3歳（2025年）

1月19日、中2週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 小雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月23日、中8週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り17着に敗れた。

5月25日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

8月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた6戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、小野俊斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の伝統と未来、躍進する千代田区賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野俊斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。