ジュエリーシル（1997年生、母ジュエリーボックス）

ジュエリーシル（1997年3月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時23歳）と交配したジュエリーボックスが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白井民平から「セレクトセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

4月27日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイビースペクターから7馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中5週で迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキャプテンブロンコに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月14日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ1（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた5戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ5（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のチトセトップに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月16日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月13日、中1週で迎えた9戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの胆振軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた11戦目は、2歳G3の北海道3歳優駿（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2000年）

2月6日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

2月27日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、4歳500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた14戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定4歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず16着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた17戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた18戦目は、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月9日、中7週で迎えた19戦目は、4歳500万下のアマリリス賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（5戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。