オーバード（2022年生、母バンパークロップ）

オーバード（2022年1月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「夜明けの曲、メロディ(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターメロディ（当時7歳）と交配したバンパークロップが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2025年のありがとう、笠松。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月26日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた2戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシャイニーカラーズに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月21日、中1週で迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のありがとう、笠松（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオカノルイーズに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスターカナザワを差し切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の卯月特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したアルマヴィーヴァにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月2日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦の鵜鮎賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月12日、中0週で迎えた7戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の吉田川特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

7月18日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の蛍火特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。