ロココ（2000年生、母プレイン）

ロココ（2000年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「昔の装飾的で軽快な音楽の様式（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時7歳）と交配したプレインが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の一般C5 23。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、金子真人によって1,155万円で落札された。

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

6月22日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

7月13日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

9月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から28kg戻して迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

4歳（2004年）

3月13日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C5 24（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったソルプレッサから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月10日、中3週で迎えた5戦目は、一般C5 22（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーヨートワダコからクビ差の2着に甘んじた。

5月5日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C5 19（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた7戦目は、一般C5 23（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトーヨートワダコに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5歳（2005年）

1月8日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた9戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。