カシノロッチ（1997年生、母サカエプリマ）

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

7月24日、デビュー戦は今村康成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい17着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

9月5日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は今村康成騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（2000年）

1月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg絞って迎えた4戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のノカイドウ特別（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦のミヤマキリシマ特別（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた8戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月15日、中7週で迎えた9戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハトナイスキーに3馬身の差をつけて1位入線にしたが、その後7着に降着となった。

5月6日、中2週で迎えた10戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモズクイーンに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は林陽介騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルハリマに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイサツマに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

6月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のシーサイドカップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月14日、中2週で迎えた15戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスマコバフレンドに1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

11月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で林陽介騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクラムトライから1馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で林陽介騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタブロズウインカムから1馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、中2週で迎えた18戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミネノセンプウから1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2001年）

1月3日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナカトップグラスに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月22日、中2週で迎えた20戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマターボーをハナ差制して6勝目を手中に収めた。

6月26日、約5か月の休養明けで迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、伸びてきたゴールドテッカネン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。