ラヴィアンブルー（1994年生、母ベリーグランド）

ラヴィアンブルー（1994年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時9歳）と交配したベリーグランドが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地18戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は1997年のマルチウイン特別。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

4月19日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月11日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた8戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチウイン特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミルソプラノに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月21日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた10戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた11戦目は、マルチステッキ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4歳（1998年）

4月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月3日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた17戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、信濃川特別（新潟(地)ダート1000m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた18戦目は、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月6日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

11月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた21戦目は、J.サントス騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（9戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

5歳（1999年）

1月10日、中2週で迎えた23戦目は、S.サンダース騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。