サクラカーリアン（1997年生、母メロー）

Sakura Caerleon

1997.05.15

サクラカーリアン（1997年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のCaerleon（当時17歳）と交配したメローが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

4月30日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未出走（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したトクノトラストに半馬身届かず2着に敗北した。

6月18日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたダンケリーベ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

7月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒカルマニアーナに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月5日、中4週で迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の君津特別（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

10月7日、中4週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。