ウイナーズナイン（2023年生、母ディヴィニティ）

ウイナーズナイン（2023年1月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勝利者たち+9」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時13歳）と交配したディヴィニティが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋フアーム。2025年の芙蓉ステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小栗実厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

7月13日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエチゴドラゴンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

9月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアメテュストスをクビ差振り切って制した。

11月29日、中8週で迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の京都2歳ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。