アスクハッピーモア（2021年生、母ブロンクスシルバー）

アスクハッピーモア（2021年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+もっと幸せに」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したブロンクスシルバーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、廣崎利洋HDによって1億3,200万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月13日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。15頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったブリスフルにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったトーセンレスターにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のライクファーザーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

9月16日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。