キャッツミュー（2018年生、母オルフィーク）

キャッツミュー（2018年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「すばらしい人。父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時15歳）と交配したオルフィークが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は本桐牧場。主な勝ち鞍は2022年のドリームシリーズ(C2 28)。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月23日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

5月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。

6月19日、中6週で馬体重を前走から34kg増やして迎えた4戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4歳（2022年）

1月21日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネルキアロをクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3月5日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4月23日、中6週で迎えた7戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、おとめ座特選（佐賀ダート900m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。