アドバンスマインド（1997年生、母マツヨシ）

アドバンスマインド（1997年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマークオブディスティンクション（当時11歳）と交配したマツヨシが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は（有）釘田ファーム。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方11戦0勝。1999年のひまわり賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

7月24日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は444kg。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったカシノブラボーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、かなりのハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったカシノエトワールに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月26日、中2週で迎えた5戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の闘志でゴールまで頑張り、3着を確保した。

10月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

3歳（2000年）

4月30日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（6戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（8戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月17日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、えびの特別（中津ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月19日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（10戦0勝）。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

4歳（2001年）

1月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた15戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた19戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、サンライズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は井上悦児騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた23戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。