ナカゾネミノブ（1988年生、母サコーサフアイヤー）

Nakazone Minobu

1988.05.16

ナカゾネミノブ（1988年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカネミノブ（当時14歳）と交配したサコーサフアイヤーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は土肥牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保良雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

10月6日、デビュー戦は町田俊夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で町田俊夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたグロウファントム決め手に屈してクビ差の2着となった。

3歳（1991年）

1月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で町田俊夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で町田俊夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のトモエトレンディを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

3月17日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で町田俊夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月8日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で町田俊夫騎手（5戦1勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田俊夫騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で町田俊夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で町田俊夫騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で町田俊夫騎手（9戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で町田俊夫騎手（10戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

4歳（1992年）

1月5日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で町田俊夫騎手（11戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。