アララット（2000年生、母サンセットガール）

アララット（2000年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「トルコの山の名　ノアの箱舟の上陸地とされる」。毛色は栗毛。種牡馬のアラジ（当時11歳）と交配したサンセットガールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は草薙利昭。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年のあららぎ特別(A2以下)。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

5月17日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた2戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

6月17日、中0週で迎えた3戦目は、3歳戦のあららぎ特別（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のパラダイスアゲンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月22日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

4歳（2004年）

1月3日、中5週で迎えた5戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた6戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月29日、中5週で迎えた7戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

3月10日、中0週で迎えた8戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた9戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた10戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードヒエンから1馬身半差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は上松瀬竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

8月17日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた13戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のサークルスズカに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月2日、連闘で迎えた14戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスプルルをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

10月7日、中1週で迎えた16戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤誓二騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のユキゲショウに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

5歳（2005年）

1月20日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B13（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた19戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、一般B16（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般B16（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月7日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（11戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

4月21日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた22戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（12戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（13戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた24戦目は、名古屋まつり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（14戦3勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤誓二騎手（15戦3勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤誓二騎手（16戦3勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤誓二騎手（17戦3勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。