チェンリー（2004年生、母ロッチラヴウインク）

チェンリー（2004年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「千里（中国語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスクワートルスクワート（当時6歳）と交配したロッチラヴウインクが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野島牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

6月27日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は416kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月4日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーホウタンゴから1馬身半差の2着となった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったディーズコンコルドからハナ差の2着に甘んじた。

8月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のティーエヌクイーンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月24日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラクララに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

9月20日、中3週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのグラスワンダー賞（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのタニノギムレット賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

3歳（2007年）

8月28日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月9日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた9戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた10戦目は、雪印ストリングチーズ賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

11月17日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4歳（2008年）

2月11日、中9週で迎えた13戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は南田雅昭騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。