インターウイング（1986年生、母ロングアインス）

Inter Wing

1986.04.10

インターウイング（1986年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時14歳）と交配したロングアインスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡崎牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

武田作十郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

12月4日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

3歳（1989年）

1月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

4月23日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月11日、中2週で迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったポーカーフェイスにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。

7月15日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

7月23日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したテンリパンザーにハナ差届かず2着に甘んじた。