タイヘイラクロマン（1998年生、母ヘイセイアサヒ）

タイヘイラクロマン（1998年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のセレスティアルストーム（当時15歳）と交配したヘイセイアサヒが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。戦績は、地方38戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

中野博厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2000年）

6月24日、デビュー戦は安楽成秀騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は436kg。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安楽成秀騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安楽成秀騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

10月8日、中6週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で安楽成秀騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安楽成秀騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた8戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた10戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2001年）

1月4日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のユメノクンショウをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

2月10日、中2週で迎えた13戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

7月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた15戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた16戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月8日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（11戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月27日、中4週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（12戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安楽成秀騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安楽成秀騎手（14戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた22戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るツキガタグリーンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（15戦1勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた27戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（16戦1勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた28戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた30戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月12日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホームアローンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月1日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（17戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリバークラウンを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

8月15日、中2週で迎えた36戦目は、アラ系4歳以上B2 B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（18戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた37戦目は、アラ系4歳以上B2 B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（19戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（20戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。