フクノグングニル（2011年生、母コウユーコマチ）

フクノグングニル（2011年5月21日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋北欧神話に登場する槍」。毛色は鹿毛。種牡馬のスリリングサンデー（当時15歳）と交配したコウユーコマチが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は長谷地義正。戦績は、中央平地6戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長谷地義正から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、長谷地義正から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズによって252万円で落札された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月23日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は526kg。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

3歳（2014年）

1月13日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

3月2日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

4月20日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

6月29日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松岡正海騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

4歳（2015年）

1月13日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、サイトウユウシ生誕2年祭（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。