オールダムシチー（2001年生、母ディジーロイヤル）

オールダムシチー（2001年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イングランド北部の都市名＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のシンコウキング（当時10歳）と交配したディジーロイヤルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地18戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山口正幸から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

10月26日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

12月20日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

3歳（2004年）

1月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

3月27日、中7週で迎えた6戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（4戦0勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、6着に入り込んだ。

5月15日、中1週で迎えた9戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（5戦0勝）。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（6戦0勝）。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

8月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（7戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着を確保した。

9月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（8戦0勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中山芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に入り込んだ。

10月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（5戦0勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。